馬肉と鉄分と癌の関係

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馬肉と言えば、アレルギーが少なく健康によいという事で
興味をもたれた方や、実際に生食を愛犬に与えられて
おられる方も多いのではないでしょうか??

食用の牛・豚・鶏などを育てる際に使用される成長ホルモンなども
未使用ですので、安心して与えられる数少ない食材の一つです。

では、そんな体に良さそうな馬肉に
注意するべき点はないのでしょうか・・・??

実は、一つだけ気をつけていただきたいことがあるのです。

馬肉と言えば鉄分、鉄分と言えば馬肉と言うように
馬肉には、牛肉よりも多くの鉄分が含まれています。

愛犬が、まだ若い年齢ならば問題はないのですが
シニア犬の場合は、注意が必要になってきます。

なぜなら鉄分は、癌の増殖に重大な影響を及ぼすからです。

体に摂取した鉄が過剰な場合、本来は癌細胞を攻撃して抑える
免疫細胞の力を弱らせたり、リンパ球の活性化を妨害します。
それにより、癌細胞は攻撃の手が弱まることによって
どんどん増殖し、進行していくのです。

動物の体は、自然に癌細胞から鉄分を奪うことで
進行を抑えているのですが、鉄分の多い食品を与えると
逆に癌に栄養を与えることになります。

10才あたりを過ぎた頃から、シニア犬は癌のリスクが
高まりますので、毎日のフードが馬肉の生食という
鉄分いっぱいの食生活は、いかがなものでしょうか・・??

人間のケースの話ですが、昔から牛肉をよく食べる人は
癌になりやすいと聞いたことがあります。

また、国立ガン研究センターの発表によると
牛・豚・羊・馬・加工肉には鶏肉などに比べて癌にかかるリスクが
上がるという研究結果が出ています。

つまり、こうゆう事が考えられます。

誰もが牛肉や馬肉を食べたから癌になるのではなく
やがて年を取り、遺伝子の書き換えにしくじるような
年齢になった時に、本来ならば抑制されるべき癌細胞を
過剰な鉄分が援護射撃することによって癌化し
進行していくのだと考えられます。

ほとんどの病気は、食生活が関係しています。

健康で長生きする為には、偏りがないようにバランスよい
食生活を、わんこも人間も心がけたいものです。


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