2024年6月18日に、14歳9ケ月になるコテツが
かかりつけの動物病院で、精巣腫瘍の手術(去勢手術)を受けました。
実は、コテツの父親犬のたっくんが
同じく精巣腫瘍になり13歳の時に手術をしていたので
常日頃から散歩から帰ると、定期的にチェックをしていました。
6月に入ったある日、コテツのタマタマがいつもより硬く
おまけに左右の大きさが違って左側が腫れて大きくなっていました。
最近は下痢も頻繁に起こり、食欲もない様子で
あきらかに調子が悪そうでした。
(もしや、腫瘍の転移??)
あわてて病院へ行くと、精巣腫瘍という診断結果。
精巣腫瘍は、簡単に言うとセルトリ細胞腫、ライディッヒ細胞腫、
セミノーマ(精上皮腫)の3つに分けられ多くは良性です。
そのうちセルトリ細胞腫は、精巣の片側に発生するケースが普通で
女性ホルモンであるエストロゲンの過剰分泌の原因となりやすく、
もう片方の精巣は萎縮する傾向にあります。
低いですが転移の可能性がないとは言えない厄介な腫瘍です。
ただ、コテツの場合は細胞診をしない限り
どのパターンの腫瘍かは確定はできません。
年齢の事もあり、手術をするには1日でも若い方が良いと
思い決断しました。
1泊2日の予定で、手術は無事に終わったのですが
見せていただいた除去した患部にふと疑問が……。
はて…?
素人目に見ても、玉が腫瘍化してないような…。
別に取らなくても良かったやつ???
(ええええええええええええ)
まぁ、細かいことは抜きとして将来のリスクを
取り除いたと思いましょう。(コテツに怒られる~汗)
この他にシッポの良性腫瘍と、歯の歯石取り、
3本の抜歯(グラついていたらしい)を行ったそうです。
家に帰るとコテツは、想像していたより元気な様子でしたが
梅雨時期とあって、術後の4日後あたりから傷口が
化膿しだしました。
患部を舐めないように、エリザベスカラーを
着けてはいたのですが、食事で外した時にちょっと舐めて
しまっていたのかもしれません。
火曜日に手術をし、土曜日の朝一に病院へ
再度連れて行きました。
患部を消毒し、化膿止めの抗生物質をもらって
現在は服薬治療中です。
順調にいけば2週間で、ワイヤー糸を抜糸する予定だったのですが
まだまだ先になりそうです。
エリザベスカラーも軽いソフトタイプから
ハードで重いタイプへと変更し、自由に動けないコテツは
ちょっと、やるせなくなっています。
コテツは、家庭内ブリーダーをしていた時に生まれた
12頭の中の7番目の子供です。
生れた時から元気な子で、15歳になろうかという時まで
大きな病気にかかった事もない孝行息子。
あんちゃん・マルコを見送った時と同じように
出来る限りの事をして、見守っていきたいと思っています。
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