私の犬歴史

image_print印刷はここをクリック🌻
相棒のあんちゃん

私の犬歴史

初めまして、フルパート事務員50代独女のわんこがしでございます。
私の犬との歴史を思い起こせば、はるか遠い昔になります。

7人姉弟の子だくさんの家庭に育ち、母親が情操教育だと言って
それなりの動物を飼っていた記憶があります。
金魚・九官鳥・ジュウシマツ・セキセイインコ・モルモット、
番外編では、隣家の豚・野良猫・亀・川にいるオタマジャクシなどなど。

子供の頃は別段、動物が好きなどという意識はなく
あたりまえに家にいるものだ、という感覚でした。
もちろん犬も同様で、あまり特別な存在ではなかったのです。

ところが、ある一匹のシーズー犬との別れによって
私たち家族は、深い後悔の念に苛まれワンコ沼に落ちていきました。
13歳5ケ月でひどい皮膚病と悪性腫瘍で亡くなった
ロンという犬のことです。

もっと十分にお世話してあげていたら、もっと美味しいものを
食べさせてあげていたら・・・

そんな後悔の念しかありません。

また思い出すのは、春には公園で外犬のシロと一緒にお花見をしたこと、
リビングでいつも一緒に川の字で寝ていたこと、人間の気を引こうと
いつもは食べないドックフードをむしゃむしゃ食べていたこと
そして最後の日の朝、彼は挨拶をするかのように
一部屋、一部屋回って歩き、中空を見つめていたこと。

そんなことが頭の中をグルグル回り、気が付けば
ロンに似た頭にブレイズ(両目の間から鼻先まで中央を通る白い線)がある
シーズー犬を探して4~5件のペットショップをはしごしていました。

そして最後に行った店で、頭に同じ模様のある小さな白い子犬に出会いました。
その白い子犬は、泣きはらした目の私に向かって
シッポを振って元気よくワンワンワンと吠えたのです。

私が呆然としている様子を察知してか、スタッフの人が話しかけてきました。
「この子は、あなたに遊んでほしいと言っているんです」
たったその一言で、私はその子犬を家族にしようと決めたのです。

あれから17年もの歳月が流れ、子犬だったあんちゃんは
たくさんの素敵な想い出を残して旅立っていきました。

今はあんちゃんが生んだ子供と、新たに迎えた2頭の子犬達との
合同チームで、毎日元気に過ごしています。
シーズー犬の平均寿命は14~15年ほどなので、私の年齢を考えると
この子達が最後のワンコになるでしょう。

だから子犬達が幸せな犬生を終えるその日まで、
私も犬のいる人生を楽しんでいきたいと思います。

わんこがし


犬ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました