NISAの金融機関変更してみた
2024年度から新制度が始まる新NISA。
Idecoの確約に伴って、2021年に楽天証券で開設していたNISAを
大和コネクト証券へ金融機関変更するとこにしました。
まずNISAとは、そもそもなんぞや!?という疑問が
あるかと思います。
そもそもNISAとは?
NISAとは株式・投資信託の税制優遇制度のことです。
値上がりによる譲渡益・配当や分配金もすべて非課税となり
通常2割程度ひかれる税金部分が、満額手元に入る仕組みに
なっています。
2023年までは、その非課税枠は120万円で5年間、
600万円を上限として枠があります。
(積立NISAは40万で20年間、800万)
それが2024年度からは非課税期間、無制限
成長投資枠・つみたて投資枠の2種類となり
年間の投資額240万・120万を上限とし
1800万までを非課税で保有することが
可能となります。(成長投資枠の上限は1200万まで)
NISAは重複して口座を作れない
老後の資金2000万円を自前で貯めてもらうために
国は国民に投資を推奨しています。
この儲かれば超お得な制度新NISAですが、
当然国税庁のデーターと連動しています。
まず証券会社でNISAの口座を作る際には
国税庁への照会があり、口座を精査したうえで
重複等の問題がなければ無事に開設される運びになっています。
今話題のマイナンバーカードですが、マイナポータルの
マイページに行けば、各種データーが紐づけされている
ことが実感できると思います。
健康保険・医療記録・公金登録・E-task・年金情報…
個人の選択で使う・使わないと言える状況は終わって
いるように思います。もう既にデータはあるのですから。
大和コネクト証券とは?
今回、ポイント投資ができるという理由で
大和コネクト証券に口座を開設しました。
Dポイント・ポンタポイントを使って、株式投資を
ゲーム感覚で行っています。
通常は株は単位株(100株とかの塊)でしか売買できませんが
大和コネクト証券の場合はひな株といって
1株からでも売買できるのでハードルが低いです。
私の投資実績は、まったくの赤で貧乏なったのも
FXや株に手を出してしまったせいでもあります。
恐らく通算のマイナスは車1台は軽く買えたでしょう。
その失敗体験から学んだことは、自分のお金で勝負しないこと。
あくまでポイント、あくまでタダで遊び程度で
済ませましょうというものです。
運がよければ大金持ち、悪ければ樹海行きなんて
普通の人には耐えられません。
楽天証券→大和コネクト証券へ変更
まず金融機関変更する場合の注意点は、期間が決められているということです。
確定申告などの税務期間は1/1～12/3１までなので
年度末にずれ込む処理はできないので9月末までが変更できる期間と
なっています。(この年に1度も取引していない場合限定)
■他社から楽天証券に金融機関変更する場合
10月1日以降に金融機関変更のお申込書類が当社到着となる場合、2024年NISA口座分からの変更となりますので、ご注意ください。
■楽天証券から他社に金融機関変更する場合
2023年分の楽天証券から他社への金融機関変更手続きのお申込みは、2023年9月8日(金)17:00で終了いたします。楽天証券ウェブサイトにログイン後、お申込みください。楽天証券
楽天証券ログイン後、メニュー一覧から［つみたてNISA・NISA］をクリックすると
赤いラインのメニューが切り替り［口座開設・区分変更］をクリックして 次へ進みます。
NISA口座 各種手続き 一覧の 金融機関変更手続き（楽天証券⇒他社）と
と記載されている右側の(他の金融機関へNISA口座を移す)をクリックします。
金融機関変更 の 非課税管理勘定 の右側(変更)をクリックして
勘定廃止通知書の請求申請をおこないます。
正常に受付できれば、1週間程度で自宅に勘定廃止通知書が
郵送されてきます。
勘定廃止通知書の原本が届いたら、大和コネクト証券の方の
手続きになります。
大和コネクト証券へログイン後、
マイメニュー→その他→各種お手続き→NISA・つみたてNISAの
非課税口座開設届出書(廃止通知書をお持ちのお客様)→
本人確認書類アップロード→確認→申請
この申請をしてやく1週間程度で、自宅に返信用封筒が
届きます。封筒に勘定廃止通知書の原本を入れて返送すると
一連の手続きは終了となります。
新しい証券会社と税務署との確認作業が終了すると
無事に非課税口座が楽天証券から大和コネクト証券へ
変更されます。
まとめ
NISAの口座は重複して作成できませんので、口座を他金融機関に
変更したい場合は、同年の9月までに手続きを終了しなくては
いけません。(取引がない場合のみ)
その際、その年に1度でも取引があった場合は
変更することができず、その口座を年末まで使い続け
なければなりません。変更は翌年となることに気をつけましょう。
この制度のメリットは、あくまでも儲かった場合で
金融危機や地政学的なリスクなどにより、株価が暴落することを
想定していません。
また株式やFXは、素人がやってもカモにされるだけで
情報に精通しているプロの投資家に勝てるわけもありません。
努力や学習などという概念とは、また違った世界なのだと
思います。運がある人のみが生き残れるサバイバルです。